「映画芸術」誌の2010年日本映画ベストテン&ワーストテンが発表されました。
結果はこちら
たまげたことに、『堀川中立売』が第2位になっております。
集計まちがいや記載まちがいなどの懸念もあるかもしれん…と思い、念のためこちらでの情報掲載を1日待ってみたんですが、間違いだという報は聞こえてこないので、どうやら本当のようです。
『堀川中立売』は、すごく賛否が分かれる映画なので、たぶん、こういった年間ベストやなんかとは無縁だと思っていましたが、まぁそれでもよくてどこかのランキングに8、9位とかそのへんに引っかかったらいいかなぁ〜などと思っていましたが。2位ですと!わーい!
『ヘブンズ ストーリー』(瀬々敬久監督)と、『怒る西行』(沖島勲監督)に挟まれてしまいました。何か「私、こんなところにお邪魔しちゃっていいんですかね?」という場違いな気持ちというか、背筋を正されるような溜飲が下がる思いですが、よくよく眺めてみると、我らが目指している方向性に沿っているような気がしないでもありません。
同時代性と普遍性を兼ね備えた王道へと至る、前人未到の新たなる道。
今の我らがそこに到達しているとは口が裂けても申しませんが、そのグランドラインに向けて舵を切っていることに間違いはありません。
『ヘブンズ ストーリー』の考えぬかれたダイナミズム。『怒る西行』の時空を切り裂くユーモア。その間に、『堀川中立売』という、路地裏の片隅から広がる宇宙があるということは、素直に嬉しいと感じます。思えば、瀬々監督にも、沖島監督にも、東京フィルメックスでのプレミア上映で『堀川中立売』をご覧いただいていたのだったと、今気がつきました。
なお、配点の詳細および選評については1月30日発売の「映画芸術」434号に掲載されます。一体どなたが『堀川中立売』に清き一票を投入してくれたのでしょうか。そしてどのような理由で票を入れてくれたのでしょうか。
そんな楽しみが詰まった1月30日発売の「映画芸術」誌を皆さん是非買うてくださいませ。
webから購入もできますよ。
そして、まだ観ていないアナタ!今からでも遅くはない!
東京ではシアターN渋谷にて絶賛上映中!
関西では3月から京阪神ツアーがスタート!
ほか、各地での公開も続々と!
上映オファーも随時承っております!
どうぞ皆様、『堀川中立売』を引き続きよろしくお願いいたします!
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