3月12日からスタートする京都シネマさんでの『堀川中立売』公開を記念して、[『堀川中立売』公開特別企画 柴田剛監督特集]を1週間レイトショー。
なんじゃこりゃ!?がくせになる『堀川中立売』をより一層楽しむために、この三作をまず押さえておいてください。コレを通して『堀川中立売』を観ると、わけの分からない次元への階段を駆け上がっていく感じが得られると思います。
さらにこの特集企画では、柴田剛に対し三人の刺客が登場。あらゆる角度から襲いかかる刺客をどう迎え討つのか、こちらも乞うご期待。
ということで【春だ一番!関連イベントその4】
〜なんでこんな映画ばっかりつくるんだ!〜
ー『堀川中立売』公開特別企画 柴田剛監督特集ー
3/5(土)−11(金) 連日19:20上映開始
3/5(土) 『NN-891102』
◎トーク:シロー・ザ・グッドマン(DJ/ROMZ RECORD)× 柴田剛
3/6(日) 『おそいひと』
3/7(月) 『おそいひと』
◎トーク:中島貞夫(映画監督)× 柴田剛
3/8(火) 『おそいひと』
3/9(水) 『NN-891102』
3/10(木) 『おそいひと』
3/11(金) 『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』
◎トーク:北小路隆志(批評家)× 柴田剛
*ゲストとのトークは上映終了後
【料金】一般:1200円、障がい者・シニア:1000円、大学生以下:900円、京都シネマ会員800円
【会場】京都シネマ 四条烏丸下るCOCON烏丸3F 【問合】075-353-4723
【トークゲスト・インフォ】
◎シロー・ザ・グッドマン(SHIRO THE GOODMAN)
COM.Aと共に主宰する[ROMZ]のレーベル・プロデューサー/A&Rでもあり、日本全国津々浦々飛び回る、オール・イン・ザ・ミックスなオリジナルDJ。レゲエとロックンロールが縦軸で、エレクトリックでインダストリアルな(中略)が横軸……馬鹿げたヴァイヴスで一つにまとめあげられる、嘘サウンド。現在までにミックスCD[踊り狂って飯が腐るのだ](ROMZ RECORD/RMZ-007)、監修V.A[Summer Tracks](ROMZ RECORD/RMZ-015/6)などをリリース。リミキサーとしてはニュー・スタイル・ダブ・バンド[TRIAL PRODUCTION]、[BUSH OF GHOSTS]や、[赤犬]、[Filastine]、[KAADA]、また、アメリカのジャズ・トランペット奏者[Brian Lynch]などを手がけている。また、これまで[STUDIO VOICE]、[remix]、[Quick Japan]、[GATE]、[Pubric/image]等の音楽・カルチャー誌、フリーペーパーなどでの執筆もおこなっている。また、 IxSxOxBxE、タカラダミチノブとのイベント/レーベル[HONCHO SOUND]を主宰。(ROMZ RECORDプロフィールより転載)
[トーク見どころ]大学時代にバンドを組んだり、90年代からゼロ年代の関西イベントパーティーシーンにも親和性の深い柴田剛とは古くからの馴染みのシロー・ザ・グッドマン。『おそいひと』の制作にも協力をしたりしている。京都の「堀川中立売」のわりと近くにもよく出没するという情報多数!近年は、ほとんど芸の域に達しつつある漫談トークがますます冴え渡っており、今回も独特なリズム感を持つ柴田とのW漫談トークが繰り広げられることは間違いない!
◎中島貞夫(映画監督)
1934年千葉県生まれ。東京大学文学部卒業後、東映に入社。助監督時代はマキノ雅弘らに師事する。1964年『くノ一忍法』で監督デビュー。チンピラの青春群像を実録タッチで活写した『893愚連隊』、日本近代史を9つのエピソードから語る『日本暗殺秘録』、渡世人の孤独を描く『木枯し紋次郎 関わりござんせん』、東映エロ路線の佳作『温泉こんにゃく芸者』、頭脳警察の楽曲を鮮烈にフィーチャーしたATG作品『鉄砲玉の美学』など、大衆娯楽映画の職人監督として長きにわたり大車輪の活躍をみせる。東映ヤクザ映画全盛期には深作欣二と共に実録路線のWエースとして君臨。1987年、大阪芸術大学教授、1997年から同大学院教授に就任、後進の指導にあたる。2004年より京都映画祭総合プロデューサーに就任。KBS京都「中島貞夫の邦画指定席」は毎週水曜の恒例番組。放映作品に関する逸話や裏話などを幅広く語り、お茶の間の人気を博す。「遊撃の美学 映画監督中島貞夫」(ワイズ出版)ほか、著書も多数。
[トーク見どころ]中島監督は、柴田剛が大阪芸術大学在学中に同大学で教鞭をとっており、「大学は撮影スタジオである」という構想を体現する大きな存在であった。柴田が卒業制作作品として監督した『NN-891102』でも制作指導を行なっていて、そのシンプルで的確なアドバイスを、柴田自身今でも印象深く脳裏に刻んでいる。今回は柴田が卒業後に制作した『おそいひと』、新作『堀川中立売』について中島監督のご意見を伺いつつ、映画制作だけにとどまらず、京都を舞台に、映画を通していかに現状を打破し越えてゆくかという“遊撃作戦”を語り合う機会となることを期待!
◎北小路隆志(批評家)
1962年京都生まれ。早稲田大学大学院修了。経済史・社会思想史専攻。評論家。「現代詩手帖」で「映像のエチカ」を連載した他、映画批評を中心とした文章を朝日新聞(東京版)、「装苑」、「STUDIO VOICE」といった新聞や雑誌にて執筆。著書に「響像都市の地政学」(共著)、「〈社会派シネマ〉の戦い方」(共著)、「カルト・ムービーズ」、「王家衛的恋愛」、「映画の政治学」、「ペドロ・コスタ 遠い部屋からの声」など多数。京都造形芸術大学映画学科准教授として後進の指導にあたっている。
[トーク見どころ]北小路さんは、愛知芸術文化センター・オリジナル映像作品の作家選定委員も務めており、柴田剛の提出した企画を選出、『ギ・あいうえおス -ずばぬけたかえうた-』の誕生に寄与している。今回のトークでは、最初の企画書段階からはじまり、作品が完成するまでどのように変容していったかを交えつつ、出来上がった作品について、映画としての視線だけでなく、文化・社会・アートなどの観点もクロスさせながら、作り手である柴田剛と京都初上映となるこの場で共に語る、またとない機会となるでしょう!
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